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雑記

「海図のない旅」を楽しめる人、楽しめない人

写真参照元:大海原へ

海図をもって大海原に出る

海図をもって大海原に出る。

海図に記された目的地を志を共にする仲間達と目指す。

胸には目的地に到達した時の夢一杯の想いを抱えて、

どんな大雨が来ても波を乗り越えるのだと漕ぎ出す。

想定してたような大雨もある。

想定をしていなかったような嵐も来る。

もの凄い雨と風で船底に穴があいたとき、

感じたことのない恐怖にぶつかる。

船長の腕の見せ所。船員の根性比べ。

必死に船底の穴を塞ぐ。

ふと気づけば、海図はぼろぼろになり、

予定の航路からはおおよそ離れた場所にいることに気づく。

予定していた時に、目的地にたどり着けないんじゃないか。

この船に乗っていることが一番いいのか。自問自答する人。

この船を一番の場所にするんだと持ち場に集中する人。

この船の進め方を日々思案し、根拠がない中で最良の選択を模索する。

また胸を夢一杯にして漕ぎ出す。

「海図がない」ことを当たり前に

これは人生の話でもあり、企業の話でもある。

テストでいい成績を取れば幸せになれる。

営業目標を達成すれば幸せになれる。

製品を納期までに開発できれば幸せになれる。

そんなものは、誰かの意図の元、仮に設定されているだけ。

本質を考えれば、企業にも人生にもそんな目的地はない。

「海図がない」という状態が正で、

「海図がない」ことに対して不安を抱くことが異常なのだ。

スタートアップであれば当然のこと描いた海図がすぐになくなって、

状況が変わることは頻繁に発生する。

だから、自分一人か、スタートアップのメンバーとしてか、

主体的に船を大海原に漕ぎ出すなら、

日々思案し、根拠がない中で最良の海図を作らないといけないし、

「海図がない」ことを当たり前に置いて、

この「海図のない旅」を楽しめる人じゃないと続かない。

そして海図を描き、目的地にたどり着く激しい困難の過程こそ、

振り返った時に味わいの深い人生になるものだと思うし、

乗り越えたチームの絆は強いものだと思う。

与えられた海図を元に目的地にたどり着く生き方と

海図がない中で、海図を描くところから目的地にたどり着く生き方。

どちらを選んでもそれぞれの幸せ・景色があるが、

スタートアップとして、生き方を世に問い、挑戦するのであれば、

後者は必然、持つべき要素であると考える。