雑記

地球は45億年人類は3万年。一億年後にだれがお前を覚えてるのか

誰も覚えているわけがない。震災が起きて、世の中のパラダイムは大きく変わったと思う。

僕は、流れる家の映像をみて、死体が300人流れ着いたというニュースを聞いて、
ああ、明日、俺も死ぬんだって思った。

だから、我慢はよくない。

話はいきなり変わるけど、父も祖父も、僕が物心をついたころには自営業者として収入を得ていた。

父は、中小企業の経営者に対して節税を得意とする、経営コンサルティング会社を営んでいる。彼は特に税理士でもなければ、会計士でもない。曰く、資格なんて無くてもいい。お客さんが自分に付いているんだから、必要なときに有資格者にお金を払って判子を押してもらうだけだ、と。資格を取るってことは無駄なことに時間を使うことだと教えられた。
今、だいたい1年のうち3,4回、合計で1〜2ヶ月は海外に旅行にいっている。僕がスウェーデンに留学していた時には、10日ぐらい遊びに来てくれた。

祖父は、交通安全問題研究所という事務所を作って、教習所や警察機関で使われる教科書を書いたり、一般向けにも、なぜか女性をターゲットにした、女性のためのドライビングテクニックといった本を数冊出版していた。あとは、運送会社に交通安全の講義やセミナーをして日本中を移動していた。時々、当時私が住んでいた名古屋に来てくれる時も、出張で来てくれた。年末の宝くじは、今思えば本当に無駄なものを買ってたなと思うんだけど、10万円分、銀座のチャンスセンターで買ってきて、年明けに家族みんなで当たりくじがあったか見るのが習慣にだった。家族と一緒にいることをとても大事にしていたと思う。

祖父は私が中学の時に他界をしてしまったが、両名とも事実としてお金持ちという感じではない。でも、自分が会社勤めをしていた時と比べると、圧倒的に時間に余裕があったように思える。

 

※ 当時、下書きで止まっていたものをそのまま公開2018/11/10